エヌビディア業績が日本株に波及
東京市場では日経平均が続伸し、終値は4万2828円79銭を付けた。米エヌビディアの5~7月期決算で売上高と純利益がともに過去最高を更新し、生成AI向け需要の堅調さが示されたことが追い風となった。これを受け、日本株では半導体関連銘柄を中心に買いが広がった。
寄り付きは売り先行も反発に転じる
午前の取引では、エヌビディア株が時間外取引で下落した影響から、日経平均は212円安で始まった。しかし、決算内容自体は堅調だったため、失望感は広がらず、投資家は次第に買い戻しへと動いた。結果として、株価はプラス圏に浮上した。
半導体株の買いが相場を主導
市場を支えたのは半導体関連株だった。アドバンテストは序盤の売りで一時下落したものの、その後値を戻してプラス圏を確保した。さらにソフトバンクグループは4%超の上昇となり、AI需要を背景とした投資家の関心を集めた。こうした動きが相場全体の回復を後押しした。
TOPIXもプラス圏を維持、業種全般に買い
東証株価指数(TOPIX)は3089.78で取引を終え、プラス圏を維持した。33業種のうち30業種が上昇し、鉱業、非鉄金属、証券などが目立った。一方で、小売や繊維製品、海運は軟調となった。市場全体では値上がり銘柄が過半を占め、投資環境の改善が示された。
AI関連の投資テーマが相場を主導
今回の相場展開は、生成AI関連の需要拡大という大きなテーマが依然として市場を動かしていることを浮き彫りにした。投資家は米国発の決算動向を注視しつつも、国内株式市場では半導体分野を中心とした成長期待が引き続き強い。