概算要求で示された予算増額の内容が明らかに
2026年度の予算要求でデジタル庁が示した総額は6100億円余りとなり、前年より1391億円増加した。増加率は29%に上り、ほとんどが情報システム分野の費用として見込まれている。
政府専用AI基盤構築への取り組みが判明
今回の概算要求で新たに焦点となったのはAI基盤整備だ。生成AIの幅広い活用を視野に、基盤構築費用として22億円が盛り込まれた。行政現場での導入に備え、リスク管理や性能比較もあわせて進められ、支援体制が拡充される。
マイナンバー登録推進の施策を発表
マイナンバー制度関連では35億円が割り当てられ、公金受取口座登録の促進に活用される。国民の利便性向上と制度利用率の上昇を狙い、行政サービスの効率化につなげる方針が示された。
自治体への財政支援措置が盛り込まれる
地方自治体のシステムをクラウドに移行する際の負担軽減として、金額を示さない事項要求による財政支援が盛り込まれた。自治体からはコスト増加への不満が相次いでおり、最終的な措置は年末の予算編成で調整される。
デジタル化推進へ人員拡充を強調
社会全体のデジタル化を主導するため、デジタル庁は常勤職員70人増を要求した。関係省庁や自治体と連携し、情報システム整備を進める体制を強化することで、行政の効率化とデジタル基盤の整備を加速させる。