設備不具合で全線停止が判明
8月13日夜、大阪メトロ中央線で設備不具合が発生し、午後9時30分頃から全線で運行を見合わせた。発生地点はコスモスクエア駅で、夢洲駅を含む路線全体が一時機能を停止した。
会場出口付近での滞留
大阪・関西万博の閉場時刻と重なったため、夢洲駅周辺では多くの来場者が足止めされた。駅の入場規制が実施され、東ゲート周辺には長蛇の列が形成された。
来場者の反応と待機状況
京都から訪れた親子や岐阜からの家族連れなど、観客の多くは会場内で待機を選択。利用可能な施設が残されていたため、混乱は最小限に抑えられたが、運転再開の時期が不透明な中、不安の声も聞かれた。
一部区間での運転再開を発表
午後10時過ぎ、大阪メトロは夢洲駅―コスモスクエア駅間の折り返し運転を開始。だが、長田方面を含む全区間の復旧時期は不明で、多くの乗客が依然として帰路を確保できない状態が続いた。
協会の呼びかけと安全配慮
万博協会は閉場後も会場ゲートを開放し、場外に出た客に再入場を促した。これは安全確保と混雑緩和を目的とした緊急対応であり、人員誘導が続けられた。