豊田会長「感動のキャンバス」新アリーナ完成

長峰 詩花
经过

東京に誕生した最新バスケットボール施設

東京都江東区青海に建設された「トヨタアリーナ東京」が15日に開業式典を迎えた。Bリーグの強豪・アルバルク東京の新しい本拠地として、多くの関係者とファンがその完成を祝った。

収容1万人の新拠点が誕生

アリーナは約1万人を収容でき、国内のバスケットボール専用施設としては最大級の規模を誇る。ビジョンや音響、照明は最新技術を導入し、観客に臨場感あふれる試合体験を提供できる設計となっている。ホスピタリティー施設も整備され、国際大会にも対応できる水準に仕上げられた。

Bリーグトップが高く評価

開業式典ではBリーグの島田慎二チェアマンが登壇し、「世界でも屈指のアリーナ」と絶賛した。国内リーグの発展に寄与するだけでなく、国際的な舞台としての活用にも期待が寄せられている。

豊田会長が語る建設の意義

プロジェクトはトヨタグループ3社によって推進された。トヨタ自動車の豊田章男会長は「感動や熱狂を描くキャンバスができた」と述べ、スポーツを通じた社会貢献の一環として位置づけた。企業の枠を超えた意義を強調する発言となった。

今季開幕戦から稼働

「トヨタアリーナ東京」は10月3日の宇都宮戦から本格運用される。クラブ運営会社の林邦彦社長は「ファンを惹きつけ、これまでにない幸福な体験を届けたい」と語り、地域社会と連携した新たなスポーツ文化の拠点づくりを目指す考えを示した。

この記事をシェア