ハイテク株安で東京市場下落、AI関連に調整売り

早瀬 涼真
经过

米国発の売り圧力が東京市場に影響

20日の東京株式市場では、前日の米国株式市場での下げを受けて日経平均が大幅安となった。終値は4万2888円55銭で、前日比657円74銭安。節目の4万3000円を割り込み、米国市場でのハイテク株安が日本株にも反映された。

AI関連やゲーム株が軟調

市場ではAI関連株やゲーム株に売りが集まった。ソフトバンクグループは大幅安で指数を231円押し下げ、アドバンテストや東京エレクトロンも下落。任天堂やコナミグループといった主力ゲーム株も利益確定売りに押され、軟調な動きを見せた。

一時的に800円超の下げ幅を記録

日経平均は取引開始直後から売りが優勢となり、一時は4万2724円15銭まで下げ、下落幅は822円を超えた。その後は4万2900円前後で下げ止まり、値動きは限られた範囲に収まった。市場関係者の一部は、ここまでの上昇に対する自然な調整局面と捉えている。

内需株や住宅関連が下支え

一方で、内需関連株の一部は堅調だった。京セラやホンダなどが上昇したほか、米国の住宅着工件数が市場予想を上回ったことを背景に、住友林業や積水ハウスも買われた。循環物色の動きが確認され、市場全体の下げをある程度抑えた。

TOPIXや新興市場も下落基調

東証株価指数(TOPIX)は3098.91と前日比0.57%安で終了。東証プライム市場の売買代金は約4兆8849億円に達した。新興市場も軟調で、東証グロース市場250指数は5営業日ぶりに反落し、1.66%安の787.35となった。

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