自民、公明が過半数を失った参院選

参院選、自公が過半数割れ

2025年7月20日に行われた参議院選挙で、自民党と公明党は過半数を維持できず、衆議院に続いて参議院でも少数与党となった。自民党は議席を減少させ、過去最少となる議席数を記録した公明党とともに、過半数を確保することができなかった。

立憲民主党は改選議席22議席を獲得し、国民民主党や参政党も議席を大幅に増加させた。これにより、野党勢力が強化され、今後の政局において重要な役割を果たすことが予想される。

自民党の石破首相は、選挙結果を受けて続投の意向を示した。石破首相は「国政に停滞を招かないことが最も重要」と述べ、政権維持のために努力する意向を表明した。

参議院で過半数を失った自公両党は、今後の政権運営において野党との協力が欠かせない状況となった。石破首相は、予算案や法案を成立させるために、引き続き野党との協議を進める考えを示している。

今後の政局では、与野党間での交渉や合意形成が一層重要となる。特に、予算案の成立に向けて、与党が野党とどのように協力するかが注目される。