米イラン衝突拡大、海上封鎖で世界経済に影響

宇津木 柊
经过

米イスラエルとイランの軍事対立

米国とイスラエルによる攻撃を受け、イランとの衝突が激化している。イラン革命防衛隊は3月1日、ホルムズ海峡で石油輸送船3隻に対するミサイル攻撃を実施したと発表した。中東の戦闘は2日も続き、報復の応酬が続いている。

海上交通の大幅減少

海峡では航行船舶の約7割が減少したと報じられている。200隻を超えるタンカーが周辺で足止めされ、海上保険や物流への影響が拡大している。UAEドバイでは迎撃の破片が港湾施設に落下し、被害が確認された。

米軍作戦で死傷者発生

米中央軍は1日、対イラン軍事行動に関連して米兵3人が死亡、5人が重傷を負ったと公表した。米側の人的被害が明らかになるのは今回が初めてである。戦闘は海上と陸上の双方で継続している。

大統領の強硬姿勢と艦艇撃沈

トランプ大統領は、イラン海軍の艦艇9隻を沈めたと発表した。「重要な艦艇」が含まれると説明し、残る艦艇も排除する姿勢を示した。軍事行動は約4週間続く可能性に触れつつ、目的が達成されるまで継続すると明言した。

原油市場と外交仲介の行方

ホルムズ海峡は世界の原油・天然ガス輸送の約2割が通過する地点である。封鎖状態により原油価格は上昇し、世界経済への影響が広がっている。オマーンが停戦に向けた接触を行うなど外交的動きもみられるが、緊張は依然として続いている。

この記事をシェア