全国規模で応援体制を拡充
米動画配信大手ネットフリックスは2月18日、3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に合わせ、日本代表戦のパブリックビューイングを全国約150カ所で実施すると明らかにした。同社は今大会の日本国内独占配信権を持つ。従来発表していた選手ゆかりの地での開催に加え、実施会場を大幅に広げる。
開催地は各地の自治体や民間施設と連携し、地域単位での観戦機会を整備する。会場の拡充により、幅広い層が代表戦を大画面で共有できる環境を整える。
選手ゆかりの地での開催拡大
当初は日本代表30選手それぞれに縁のある30カ所での開催を予定していた。今回の発表では、北海道鹿部町や福岡県久留米市など、出身地に関連する自治体での実施も明らかになった。
地元での開催は、選手への応援機運を高める狙いがある。自治体主催の形で実施することで、地域イベントとしての側面も強める。
商業空間や飲食業態と連動
新たに商業施設や飲食店との協力も打ち出した。イオンや伊藤園、英国風パブ「ハブ」などと連携し、商業空間でも観戦機会を設ける。
これにより、買い物客や飲食利用者が気軽に観戦できる環境が整う。従来の自治体主導型に加え、民間施設を活用することで開催規模を全国レベルに拡張する。
最新技術を活用した中継体制
同日、東京都内で報道向け説明会が開かれた。日本代表が1次ラウンドを戦う東京ドームでは、ホームベース付近に埋め込んだカメラを初導入する。
さらに、ドローンによる空撮や137台のカメラを活用し、選手の動きを立体的に再現する3D映像を取り入れる。球速や打球速度、角度、飛距離、回転数などの計測データも表示し、プレーを数値で示す。
開幕日程と加入促進策を発表
大会は3月5日に開幕し、日本代表は6日に台湾と対戦する。同社は「WBC応援キャンペーン」として、2月19日から1カ月間に加入した利用者を対象に、広告付きプランの初月料金を890円から498円へ引き下げる。
コンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏は、スポーツの魅力を強調し、PVと中継を通じて熱気を高めたいと述べた。
